・持ってるApple製品全てに保証を付けるのは金銭的に辛い。
・モバイル保険はAppleCare+と比較してどうか知りたい。
今回はこんな悩みに答えていきます。
この記事を書いている僕はApple製品が好きでiPhone、iPad、MacBookと複数所有しています。
でもガジェット類って壊れたときの心とお財布のダメージが大きいですよね。
そんな悩みを解決出来るのがモバイル保険
- Apple製品好きにはモバイル保険がオススメ
- Apple Care+とのサービス比較
- モバイル保険で気になるところ
- 負担額を比較シミュレーション
Apple製品は無駄のないミニマルな製品ですから、出来るだけその価値を最大限活かした使い方をしたいですよね。
本記事を読むことでモバイル保険をうまく活用出来れば、スタイリッシュな裸のiPhoneを安心して持ち歩く事もできるかもしれません。
それでは早速見ていきましょう!
Apple製品が好きな人にはモバイル保険がオススメ
モバイル保険の概要をざっくり説明するとこんな感じです。
- 月額700円(非課税)
- 自分のデバイスを3つまで保証可能(主端末1,副端末2)
- 年間10万円まで何回でも保証(副端末は合わせて3万円まで)
Appleのデバイスは互換性が良いため、Appleで揃えれば揃えるほど真価を発揮して便利になります。
だからApple製品が好きな人って複数台持ちが多いんですよね。
デバイスを複数持っているなら1台しかカバー出来ないAppleCare+よりも、3台カバー出来るモバイル保険の方が安心じゃない?という理屈です。
Apple製品を含め、モバイル保険で対応出来るデバイスは以下の通り。
- AirPods
- タブレット
- 携帯ゲーム機
- スマートフォン
- ノートパソコン
- スマートウォッチ
- モバイルルーター
- 携帯音楽プレーヤー
iPhoneの他に上記の物を持ち歩く人は恩恵を受けやすいです。
もちろん、Apple製品以外でも使えます!
Apple Care+との比較
AppleCare+の内容については以下の認識でOKです。
Apple Care+は通常のメーカー保証1年間を2年に延長できるサービス。デバイスにより料金は異なるが、修理費が2回目まで10分の1ほどになったり、バッテリーの劣化を無償で交換してくれる。
ここではApple Care+とモバイル保険を項目ごとに比較してみます。
項目 | モバイル保険 | Apple Care+ |
---|---|---|
料金 | 月額700円(2年で16,800円) | 8,800〜22,000円程度(2年間) +2,000円で盗難・紛失追加(年間) ※機種により異なる |
対象製品 | 無線通信可能なモバイル端末(3つ) | iPhone(1つ) |
保証内容 | 主端末【最大10万円】(副端末3万含) 副端末【2端末合計3万円】 ※上記金額までなら何度でも | 画面損傷3,700円 過失や事故によるその他損傷12,900円 盗難または紛失12,900円(+2,000円のプラン加入時) 劣化によるバッテリー交換(無償) ※上記の料金で2回まで保証可能 |
修理不能時の保証 | 主端末【最大25,000円】 副端末【最愛7,500円】 ※盗難も含む | なし(残りの保証期間の返金が出来る場合がある) |
保証対象 | ・故障 ・外装破損 ・損壊 ・水没 ・盗難(紛失は対象外) | ・過失や事故による損傷 ・水没 ・紛失・盗難(別途プラン加入時) |
保証期間 | 月額で半永久的に継続可能 | 2年経過後も月払いで継続可能 (480〜1,280円程度) |
加入時期 | 購入日から1年未満 | 購入日より30日以内 |
海外保証 | 対象外 | 対象 |
中古品への適用 | 購入時に販売店の保証が3ヶ月以上あれば可(オークションや譲与は不可) | Appleからの購入日から30日以内(購入から30日以内に中古として売りに出されている場合) |
修理中の代替機 | なし | あり |
機種変更時 | 登録を変更すればOK | 新規加入が必要 |
モバイル保険はかかった修理費を一定の額まで後で保証してくれるもの。
Apple Care+は本来かかる高額な修理費を減額してくれるものといったイメージですね。
モバイル保険の気になるところ
保証端末の数も多く、サービス内容も良く見えるモバイル保険ですが、やはり気になる点もあります。
- 料金は立て替える必要がある
- バッテリーは交換対象外
- 副端末は補償額が下がる
それぞれ解説していきますね。
料金は立て替える必要がある(対象外事例アリ)
モバイル保険がカバーしてくれる修理費は1度立て替えておき、審査が通ったら費用が支払われます。
保険というシステム上、仕方がないと思います。
しかし、iPhoneとGooglePixelを使用している方は近くに対応店舗があればキャッシュレスリペアという制度が利用できます。
手元に現金がなくてもクレジットなどを使用して、その場で修理を受けることが出来るサービス。
対応してくれる店舗は随時拡大中で、マイページで確認出来ます。
どうしても手元に現金がない場合はキャッシュレスリペアを検討して、そうでない場合はお近くにiPhone修理店などで対応してもらうのが良いでしょうね。
バッテリー交換は対象外
スマホも使い続けているとバッテリーの最大容量が減っていきます。
Apple Care+はバッテリーの容量が80%以下になったら無償で交換してくれますが、モバイル保険はバッテリー保証はありません。
ちなみに僕が以前使っていたiPhone8は3年くらい使用した時に80%以下になりました。
Apple Care+の2年間の保証のうちに最大容量を80%以下まで下げるのは相当ヘビーな使い方をしないと難しいので、あまり気にすることはないかと思います。
副端末は補償額が下がる
比較表で確認した通り、副端末は2台で3万円までの保証なので1台15,000円の保証というイメージです。
そして年間最大10万円保証の中には副端末の3万円も含まれています。
主端末で10万程度の保証を受けている場合、副端末の保証に充てるお金がないということになるので注意が必要です。
とはいえ、ここも普通に使っていれば1つのスマホを1年で10万円分も故障させることはないかと思いますので心配しすぎもNGです。
モバイル保険とApple Care+の負担額をシミュレーション
ここでは負担金額の大きい「その他の損傷」を年に2回行った場合でシミュレーションしてみます。
ちなみに画面割れ以外は「その他の損傷」で扱われると思っておいた方がいいです。
iPhoneは機種ごとにApple Care+の料金が違うので、安いiPhone SEと最大のiPhone 12 Pro MAXで比較していきます。
iPhone SEの場合
iPhone SE(第2世代)の場合 | モバイル保険 | Apple Care+ |
---|---|---|
料金 | 月額700円(2年間で16,800円) | 2年で9,680円(税込) |
画面の損傷 | 0円 | 0円 |
その他損傷 | 0円【60,800円(30,400×2)を10万円まで保証】 | 25,800円(12,900×2) |
実質負担額 | 16,800円 | 35,480円 |
iPhone 12 Pro MAXの場合
iPhone 12 Pro MAXの場合 | モバイル保険 | Apple Care+ |
---|---|---|
料金 | 月額700円(2年間で16,800円) | 2年で25,080円(税込) |
画面の損傷 | 0円 | 0円 |
その他損傷 | 42,560円【142,560円(71,280円×2)を10万円まで保証】 | 25,800円(12,900×2) |
実質負担額 | 59,360円(税込) | 50,880円(税込) |
iPhone 12 Pro MAXの場合は10万を超えてしまうので負担金額が上がり、Apple Care+よりも高くなってしまいます。
しかしApple Care+より高くなってしまうのはiPhone12 Pro MAXだけで、iPhone 12 ProなどPro MAX以下の機種はモバイル保険の方が安く済むという結果になりました。
Apple Care+に盗難・紛失プランを入れていれば+2,000円になります!
まとめ:複数持ちならモバイル保険がオススメ!
モバイル保険とApple Care+を比較、解説していきました。
双方のメリットやデメリットをまとめるとそれぞれ以下のようになります。
項目 | モバイル保険のメリット | Apple Care+のメリット |
---|---|---|
メリット | ・リーズナブル ・副端末も保証可能 ・年間最大10万円まで何回でも補償(副端末は3万まで) ・保証期間が半永久的 ・端末を購入してからの加入期限かま長い ・全損でも補償がある(25,000円) ・端末を買い換えても補償が続く | ・海外での保証が可能 ・キャッシュレスな修理対応が可能 ・電話サポートが受けられる ・バッテリーが80%以下に劣化で無償交換 ・公式の安心感 |
デメリット | ・料金は立て替える必要がある ・バッテリー交換は対象外 ・副端末は補償額が下がる | ・盗難・紛失プランは+2,000円 ・加入出来る時期が購入から30日しかない ・1台に1つのApple Care+が必要 |
僕個人の意見としては保険になるべくお金をかけたくない人や、デバイス複数持ちならモバイル保険かなというところです。
iPhone1台ならサポートも手厚いのでApple Care+もアリだと思いました。
これからもスマホやタブレットなどのデバイスは増えていくので、自分に合ったリスク対策方法を選びましょう!
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