ミニマリストって部屋にほとんど物を置かない、捨てまくる人の事だよね?
今回はこんな誤解を解決していきます。
どうも、ミニマリストのsindy(シンディー)です。
地方で会社員をしながら、妻と子供と3人で暮らしています。
「ミニマリスト」というと「ベッドやテーブルも持たずに暮らす人」というイメージの人が多いですよね。
確かに、間違いなく彼らはミニマリストです。
ですが「それよりモノが多いとミニマリストではない」ということにはなりません。
定義として「ミニマリスト=できる限り物を減らす人」は間違いなんです。
ミニマリストの定義とは?
ミニマリストの定義とは、自分が本当に必要だと思う物の量を把握して所有している人です。
この価値観は「ぼくたちに、もうモノは必要ない」の著者である佐々木範士さんや、「スマホひとつで暮らしたい」の著者であるミニマリストあやじまさんも同じように語られています。
物が少ないことにこだわるのではなく、不要な物を手放して心や生活を豊かにしてくれる物を所有するといったイメージです。
じゃあ家がゴミ屋敷のようでも、その人が全て必要だと言えばミニマリストなの?
こんな疑問も浮かんできますよね。
これに関しては「何をもっているのか思い出せて、どこにあるか分かる」状態が境界線になるかと思います。
ここを意識すると、ゴミ屋敷になる人はまず居ないでしょう。
ミニマルを追求する人とミニマムを追求する人
ミニマリストの間違った解釈をされやすい原因の1つに「ミニマル」と「ミニマム」という言葉の存在があります。
ミニマルとミニマムは広辞苑で検索してもイマイチ違いが分かりませんが、さらに調べるとどうもこういうこと。
- ミニマル=相対的に最小限(価値観など、ある範囲内での最小量)
- ミニマム=絶対的な最小限(法律などに定められた絶対的な最小量)
ミニマルは自分の基準や価値観に沿って最小量を決めていて、ミニマムはこうでないといけないという量が決まっているイメージですね。
そして、ミニマリストとはミニマル(minimal)を追求する人(ist)のことでミニマリスト(minimalist)です。
ミニマム(minimum)を追求する人だと表記が変わってしまうので、僕はミニマルを追求するのが正しい解釈だと思っています。
一緒に住む家族がいる場合のミニマリズム
夫婦2人だけの生活ならまだしも、小さな子供がいる家庭では思うようなミニマルな生活はできないかもしれません。
でもそれでいいんです。
小さい子供は多感でいろんな事から刺激を受けるので、それを親のエゴでセーブしてしまうのは良くない事です。
ギラギラの原色のおもちゃ達がインテリアを邪魔するなら、子供が片付けられるような収納を考えてあげればOKです。
インテリアに溶け込むように子供の遊びエリアを考えるのも楽しい!
ミニマリストは自己満足。それで良い!
ここまでお話ししてきたように、ミニマリストは資格も無ければ定められた境界線もありません。
全てが自分次第で、周りの意見は関係ありません。
メディアが部屋にほとんど物がない、分かりやすいミニマリストを取り上げてきたことで
- ミニマリストはベッドを持ってはいけない
- ミニマリストは広い家に住んではいけない
- ミニマリストは物をどれだけ減らせるかがカギ
みたいになっていますが、惑わされず自分が心地よく感じるならそれで大丈夫。
変人だと誤解されがちなミニマリストですが、「大切だと思うことに集中する生き方」だと思ってもらえれば理解されやすいかなと思います!
それでは!
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