・ミニマリストと非ミニマリストの家族はどんな家で暮らしてる?
・どっちも気持ち良く暮らせるコツを知りたい
今回はこんな悩みに応えていきます。
ミニマリストで整理収納アドバイザー準1のシンディーです!非ミニマリストと暮らす「ちょうどいいミニマリズム」を発信しています。
シンプルなインテリアの良さは分かっても、家族がいると自分の意見だけで環境を変えられませんよね。
僕も最初は思うように減らせなくて結構悩みました。
でもポイントを抑えたり、丁寧に物を選んでいけば満足できる生活は送れます。
今回はミニマリストと非ミニマリストが一緒に住む我が家のルームツアーをしながら、ちょうどいいミニマルポイントを解説していきます。
ミニマリストを目指したい人、ミニマルに暮らしたいけどできなくて悩んでる人、どちらにも役立つ内容なので、ゆるっと読んでいってください!
ミニマリストと普通の家族が一緒に住む時はミニマルと妥協のバランスが大事
我が家は僕がミニマリストで妻は非ミニマリストなので、家のモノの数は適度なバランスが必要です。
非ミニマリストでも暮らしにくさを感じない「ちょうどいいミニマリズム」が我が家と当ブログのテーマです。
特に子供に対しては、幼少期からミニマルを強要するのは自由な成長を阻害すると思っているので厳禁としています。
では前置きはこれくらいにして、我が家のルームツアーを始めていきます!
バランスを取るための「ちょうどいいポイント」と一緒に案内するよ!
玄関
- 靴は玄関に2足まで出しておいてOK
- 脱ぎっぱなしにはしない
我が家の玄関は鍵を入れるのトレーを置くようなスペースがない替わりに、下駄箱が結構大きいです。
とはいえ、奥さんや息子の靴を含めても沢山の数はないので、今は下段にベビーカーを収納しています。
こんな感じで、全てのスペースを使わずに別の収納として使うのもアリですね。
シーズンもののアウターをかけたりしても便利だと思います。
靴と一緒に収納するなら消臭剤などで匂い対策をしよう!
リビング・ダイニング
- 床にモノを置かない
- 「とりあえずBOX」を設置
リビングとダイニングをソファで仕切らずに、床にモノを置かないように意識するとかなり広さを確保できます。
ダイニング側にはディスプレイラックがあり、奥さんの「とりあえずBOX」が鎮座しています。
無印とかバンカーズボックスを使うと雰囲気と実用性の両方を叶えられます。
バンカーズBOXの中は推しのジャニーズグッズでございます。
キッチン
- よく使うモノは出しておく
- 台拭きはリビングから見えないようにする
調理器具はコンロ脇に立てかけてありますが、油ハネが気になり始めたので、よく使うモノだけ吊るす収納を検討中です。
何もかも隠すと使いにくいですからね。
台拭きや子供のエプロンはマグネットラックでリビングから見えない位置に付けることで、景観を守ってます。
子供の食器はにぎやかな色や柄が多いですが、今だけだと思って許容しています。
デザイン性を保ちたいなら、色味を統一すれば割とスッキリしますよ!
子供スペース
- BOXに入らなくなったら整理する
- 子供は一定のルール以外は自由にさせる
「おもちゃはボックスに入るぶんだけ」というルールで、溢れてきたら子供と一緒に整理します。
大事なのが、おもちゃボックスは子供が見えるようにしておくこと。
子供が取り出しやすい環境を作れば、同時に片付ける習慣も付きやすくなります。
アートはSHEIN(シーイン)
トイレ
- 成長に必要なら一時は子供が好きな環境にしてもOK
- マット・スリッパは毎日洗わないと不衛生なので撤去
トイレのスリッパって結局トイレの隅に転がってたりしませんか?
マットやスリッパがない方が掃除がしやすく、掃除のハードルが下がれば頻度も上がります。
結果的にマットやスリッパがない方が清潔を保てます。
最近は立って用を足す男性も減ってきてるので飛び散りリスクも低いです。
脱衣所
- 収納に収まればOKとする
奥さんは化粧品が結構あって、多分今は使ってないものもありますが自分のスペースに入る範囲ならOKとしています。
バスタオルは大きすぎるのでヒオリエのビッグフェイスタオルを使用しています。
洗濯物の「かさ」が減るとシワになりにくいのでオススメです。
下着類とパジャマだけは脱衣所に収納して、クローゼットから持ってくる作業を省いています。
生活導線を優先して、そこからスッキリさせると住みやすくなります!
書斎
- 100%満足のデスクじゃなくても使えるうちは使う
- 作業する環境は刺激をできる限り排除する
書斎は子供部屋の予定ですが、まだまだ小さいので大きくなって部屋を欲しがるまでは僕が使っています。
PCデスクはデスクトップのマシンやプリンターが乗せる前提のものですが、今はMacBookなので端の鉄骨が邪魔です。
でもスペース的に使えないことはないし、リュックを引っ掛けてできるだけ無駄にならないように工夫しています。
買い換えるときは電動昇降デスクにしたい・・!
寝室
- 寝室は奥さんの趣味のぬいぐるみを置いてOK
- 安全や掃除のしやすさのために棚等は置かない
寝室は6畳ほどで狭い割に形が少しいびつです。
ベッドを前の家から持って来たので、ギリギリであまりスマートとは言えませんね。笑
僕は起床が早く、起こさないために床にマットレスを敷いて寝てます。
小さい子供はベッドから落ちたり飛び跳ねたりするので、敷布団にするのもアリかもしれません。
時々寝返りした子供が落ちてきて最悪な目覚め方をします。笑
スッキリ見せるコツと妥協ポイント
スッキリ見せるコツを把握しておけば、ある程度ものがあってもスッキリして見えます。
スッキリ見せるコツ
- 床は7割見えるようにする
- 平面に物を置かない
- 物の居場所を作る
- 高さや奥行きを揃える
- 収納は余白を作る
- とりあえずボックスを作る
床は7割見えるようにする
床をできるだけ見えるようにすると、かなりスッキリして見えます。
具体的には吊るす収納にしたり、家具を足付きにしたりすると良いです。
見える床の面積が大きくなってスッキリレベルが上がりますよ。
おまけに掃除もしやすくなって清潔も保てるので、よほど天井が低くない限りは足を付けるのがオススメです。
平面に物を置かない
主に以下のような平面には物を置かないように心がけるだけで、スッキリレベルは段違いになります。
- 本棚やタンスの上
- キッチンのカウンター
- ダイニングテーブル
特にダイニングテーブルは子供の勉強机になったり、食事以外は作業机になったりしがちです。
面積が大きいので、新聞や手紙などをとりあえず置いてしまう人も多いでしょうね。
また、平面があると物を飾りたくなりますが、飾る場所は限定した方が飾った物の良さが際立ちます。
ディスプレイエリアを決めておこう!
物の居場所を作る
物に居場所を作ってあげると、同時に平面に物を置くことも少なくなります。
家に住所があるように、物にも家の中での住所を作ってあげましょう。
寝る前には皆を家に帰らせてあげると、スッキリして翌朝が気持ちいいです。
たしかに起きてリビングが散らかってたら、ため息でるわ。
何事もスタートは肝心よね。
特に子供のおもちゃは散らかりがちなので、厳密でなくても「おもちゃ箱の中には入れるようにする」くらいの緩いルールを作りましょう。
高さや奥行きを揃える
家具家電の高さや奥行きは、できるだけ揃っている方が整理されているように見えます。
高さが違う物を配置する時は、目線が右肩上がりになるようにしましょう。
右肩上がりは無意識に「成長の兆し」を感じやすく、多くの人が好む構図です。
収納は余白を作る
空いているスペースがあると埋めたくなるものですが、隙間を埋めていると次第に圧迫感に襲われます。
また本当に見せたいモノが目立たなくなり、結局どのディスプレイも良さを発揮できずに埋もれてしまいかねません。
1つずつどかして掃除するのも面倒くさい!
余白もデザインの1つなので、勇気を持って余白を作りましょう。
とりあえずボックスを作る
郵便物はついつい玄関のカウンターに置いたり、キッチンカウンターやダイニングテーブルに置きがちですよね。
でも「とりあえず」を許してしまうとそこから雪だるま式に部屋がごちゃついていきます。
実際に「割れ窓理論」は片付けにも共通します。
1枚の割れた窓をそのままにしていると、割られる窓が増えて最終的には街全体の治安が悪くなるという理論。
アメリカの犯罪学者、キース・ケリング博士が提唱。
そこでとりあえずボックスという避難所を作っておきます。
とりあえずボックスを作ると物がなくなる可能性も下がります。
オススメは無印のポリプロピレンBOXか、バンカーズボックスです。
個人的にバンカーズボックスは並べた方が格好いいので、少量であれば無印をオススメします。
子供に学校から持って帰った手紙を入れてもらうのもいいですよ!
ミニマリストの妥協ポイント
続いては非ミニマリストの心地よさに寄せるための「妥協ポイント」を解説していきます。
- 生活感を削りすぎない
- 生活感があるおしゃれアイテムを取り入れる
- 布系アイテムを取り入れる
- 統一感は少しずつでOK
順に解説していきます。
生活感を削りすぎない
部屋に生活感が無くなりすぎると、生活しにくくなってきます。
毎日使うものを隠して毎回取り出すの手間すぎるでしょ。
一理ある。
非ミニマリストなら特にそう思うよね。
特に子育て世代であれば「手が届く範囲にティッシュがあるから子供が自分で取るようになった」なんてことも十分あります。
生活感を出す全ての物を隠そうとしないで、隠す物を最初から決めておきましょう。
ここはパートナーと話して2人がストレスにならないレベルを調整する必要があります。
生活感があるおしゃれアイテムを取り入れる
出しておくものが決まったらそのアイテムをインテリアに溶け込むオシャレアイテムにすれば、便利なのに生活感を緩和できます。
例えばtowerシリーズの雑貨はミニマルデザインなのにかゆいところに手が届く実用性で大人気です。
自立してそこらへんに置いても先が付かないのが神すぎる。
布系アイテムを取り入れる
いわゆるファブリック(布)系のアイテムを取り入れると程良い生活感を演出できます。
具体的には以下のようなアイテムが使いやすいです。
- クッション
- カーテン
- ソファ
- ラグ
- タオル
柄や色に気をつければ、柔らかい雰囲気を出せるのでオススメです。
例えば洗濯機上の収納に同じ色のタオルが並ぶと、取り出しやすいのにホテルっぽさを演出できますよ。
たたまない収納も流行ってるけど、子供にたたむことを覚えて欲しいから我が家はたたんで収納します。
統一感は少しずつでOK
オシャレかつミニマルな環境には統一感が欠かせませんが、急いで完成させる必要はないです。
パートナーとの共同生活は、お互いの家から持ってきた家具家電もあるでしょう。
まだ使えるのに見た目の為だけに買い替えていては、物を大事にするミニマリズムとは少し矛盾する気がします。
基本的に家具家電は高いので、家計にも負担がかかりますしね。
すぐにインフルエンサーやデザイナーのような家にならなくても、自分たちのペースでいきましょう。
どうしても気になるならDIYで塗り替えるのもアリ!
まとめ:コツを抑えて、焦らずゆっくりやろう!
ミニマリストと非ミニマリストがどちらも快適な部屋を作る方法を解説してきました。
我が家の実例を紹介しつつ、お互い気持ち良く過ごすためのスッキリと妥協のコツは以下の通りでしたね。
- 床は7割見えるようにする
- 平面に物を置かない
- 物の居場所を作る
- 高さや奥行きを揃える
- 収納は余白を作る
- とりあえずボックスを作る
- 生活感を削りすぎない
- 生活感があるおしゃれアイテムを取り入れる
- 布系アイテムを取り入れる
- 統一感は少しずつでOK
ミニマリストだろうと、非ミニマリストだろうと「家族で幸せに暮らしたい」という想いは共通です。
日々のコミュニケーションを大事にしながら素敵な環境を作っていきたいですね!
なお、このサイトでは暮らしの中で使ってよかったモノなども紹介してますので、よかったら参考にしてくださいね。
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