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【防災セットの中身】災害に強いミニマリストと備蓄の考え方を解説

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災害対策する人

ミニマリストって物が少ないから災害が起きた時にリスクがあるんじゃない?実際ミニマリストの防災対策ってどうなの?

今回はこんな疑問に答えていきます。

シンディー

どうも、シンディーです!
僕自身はミニマリストですが、防災グッズは家族のためにも所有するべきモノと考えています。

本記事の内容
  • ミニマリストと災害
  • ミニマリストの防災セットと中身
  • 備蓄の考え方

災害って頻繁には起こらないから、対策がつい後回しになっちゃいますよね。

僕もそんな1人でしたが、家族を持つことや防災について調べることで意識が変わってきました!

シンプルで快適な生活を送るためには安全も欠かせないので、本記事を読んで「ミニマリズム×安全」の手助けにしてください。

それでは早速見ていきましょう!

シンディー

お急ぎの方は「まとめ」で概要が分かります!

目次

防災を意識して「災害に強いミニマリスト」になろう

ミニマリストは「物を持たない人」と認識されがちですが、正確には違います。

自分に必要な物を所有し、その他の物を最小限にして快適に過ごす生き方を実行しているのがミニマリストです。

そして日本は災害の起きやすい災害大国です。

比較的起きやすい災害時に、備えがないのは快適な生活とは言えないですよね。

百歩譲って独身で自分だけが困るならまだしも、僕のように家族がいるなら家族を守るために備えるのは義務とも言えます。

「ミニマリストは災害に弱い」とも言われますが、この考え方で「災害に弱いミニマリスト」か「災害に強いミニマリスト」か分かれます。

シンディー

家具の下敷きになる確率が低いから「ミニマリストは災害に強い」という考え方もあります!

防災チェックリストを活用しよう

まずは何を揃えればいいのかチェックします。

必要な物に関しては、以下のチェックリストが参考になります。

チェックリスト

まずは1次持ち出し品を防災セットの中に揃えていきましょう。

1次持ち出し品とは?

災害1日目を乗り切るための必要最低限の備えのこと。

ミニマリストの防災セットの中身

僕が1次持ち出し品として必要だと思う防災セットの中身は以下の通りです。

防災セットの中身
  1. リュック
  2. 万能ナイフ
  3. モバイルバッテリー
  4. 携帯ラジオ
  5. てぬぐい
  6. 折りたたみ水タンク
  7. マスク
  8. ライト
  9. 帽子
  10. レインコート
  11. ホイッスル
  12. 携帯用トイレ
  13. 軍手
  14. ハザードマップ
  15. 筆記用具
  16. 少額の現金
  17. 携帯保存食

なぜ選んだのか解説していきますね。

リュック

まずはセットを入れるカバンが必要です。

これはやっぱり背負って運べるリュックが良いですね。

防災グッズのリュックになると、キャリーに出来るようになっていたりします。

夜の避難を考えると明るいカラーのもの、反射板などがついていればより良いですね。

大雨や洪水などの可能性もあるので撥水加工がされていて止水ジップを使っているものが理想だと思います。

そして完全に主観の意見ですが、普段使い出来そうなデザインのリュックが好ましいです。

リュックにデザイン性を求める理由

避難する時は必ずしも大災害の時だけではないですよね。

例えば大雨で避難指示が出た時「ココは大丈夫だと思うけど、念の為避難しとこうか」ということがあると思います。

この時に、十字マークの貼ってあるような「ザ・防災リュック」だと、人の目が気になる人は気になると思います。

「あの人、これくらいで防災セットまで背負ってる」なんて思われないかな・・などですね。

「緊急時にそんなこと思うやついない」と思うかもしれませんが、僕はそんな時でも世間体を気にしてしまうのが日本人だと思っています。

普段使いできそうなデザインなら何も気にせず持っていけますよね。

余計なことを気にして持っていかない事が最大の失敗なので、それを防ぐための措置です。

万能ナイフ

マルチツールとか十徳ナイフなどの名前でも呼ばれるドライバーや缶切りなどが一体になっているアレです。

紐や梱包を切ったり、缶詰を開けることも出来ます。

ドライバーがあれば電池の取り外しが出来るし、火事場泥棒に遭遇したら護身用にもなるでしょう。

モバイルバッテリー

災害時もスマホがあれば情報収集や連絡、ライト代わりやメモなど出来ることは沢山あります。

はぐれた人をGPSで見つけることも出来るかもしれません。

しかしバッテリーが切れてしまっては一気にピンチになります。

普段から使えるものなので、モバイルバッテリーは常に満タン近い状態にして持っておきましょう。

出来るだけ薄型で大容量の物がいいですね。

携帯ラジオ

スマホでもラジオは聞けますが、バッテリーは節約したいし電波が混み合っている可能性もあります。

こういう場合は専用機の方が繋がりやすかったりするので、避難所や配給などの情報収集のためにも必要です。

防災グッズのラジオであれば普通のラジオと比べて以下のような充実した機能が付いているので安心です。

  1. ラジオ
  2. ライト
  3. モバイルバッテリー
  4. サイレン
  5. 読書灯
  6. 手回し&ソーラー&USB&乾電池充電

手ぬぐい

ハンカチやタオルも良いですが、手ぬぐいがオススメです。

理由はハンカチやタオルより強く、使いやすいから。

身体を拭いたり、頭巾として使ったり、怪我の手当に使うこともあるかもしれません。

さらしとほとんど同じもので、日常の食器拭きなどに使う人もいます。

タオルが出てくるまではさらしや手ぬぐいが使われていたので、1度使ってみるのもいいかもしれませんね。

折りたたみ水タンク

もし災害で断水がおきると、しばらくしたら自衛隊などによる給水ポイントが出来るはずです。

何度も水を汲みに行くのは労力が必要だし、行動範囲が狭まるので小さく折り畳める水タンクが1つあると安心です。

水と睡眠が取れれば食料は数日なくても2〜3週間生きていけますが、水が1滴も無ければ4〜5日で死んでしまいます。

それほど水は人の身体にとって重要なものです。

マスク

マスクがあればある程度粉塵や煙を吸い込むのを防ぐことが出来ます。

また避難所で人が集まった時の感染対策にもなりますね。

感染対策では不織布マスクが推奨されていますが、避難時には沢山持てないことを考えると洗えるマスクもアリです。

ライト

防災ラジオにライトは付いていましたが、専用ライトはやはり明るさが違います。

また、先端が攻撃頭で窓ガラスなどを簡単に割れるようになっているものもあるので安心材料が1つ増えます。

帽子

帽子はヘルメットがベストですが、どうしてもかさばってしまうのがデメリットです。

とりあえずは応急処置的に普通の帽子でもいいのですが、耐衝撃性が不安ですよね。

探していると、普通の帽子のような防災帽子が見つかりました。

これくらいならリュックに入れたり、ストラップにぶら下げたりして携帯できそう。

リュックの時に解説したような見た目を気にする問題もこんな形なら心配なさそうです。

レインコート

一度は雨でずぶ濡れになったことがあるかと思いますが、濡れることは結構体力を消耗します。

レインコートがあれば、少しの寒さ対策にもなるので必ず入れておきましょう。

ホイッスル

助けを呼ぶ時に、大声を出すこともかなり疲れます。

ホイッスルがあれば少しの力で大声を出すよりも音が遠くに届きます。

携帯用トイレ

外で用を足すこともできますが、衛生面や感染症の観点から見てもトイレでできるに越したことはありません。

携帯用トイレは思ったよりかさばらないので、防災リュックや車にも入れておくと渋滞時などに役立つこともあるかもしれません。

すぐに固まってくれて、消臭効果のあるものを選びましょう。

軍手

災害時は割れたガラスなどが飛び散っている可能性が高いので軍手を入れておくと安心だし、防寒にもなります。

家にある家庭も多いと思いますが、今から揃えるなら防刃タイプにするとより怪我しにくくなりますね。

ハザードマップ

無駄なく避難できるようにハザードマップは入れておくようにしましょう。

市区町村の窓口で手に入る他、ホームページでダウンロードできることもあります。

Googleマップにハザードマップをオフライン登録する方法

Googleマップで避難所をオフラインでも確認するには、以下の手順を踏んでください。

  1. Googleマップアプリを開きます。
  2. 検索バーに「避難所」と入力します。
  3. 検索結果から、表示された避難所のアイコンをタップします。
  4. 画面下に表示される情報カードをタップします。
  5. 情報カードの下部にある「オフラインで使用」をタップします。
  6. ダウンロードする地域を選択し、ダウンロードを開始します。

これで、選択した地域の避難所情報をオフラインで確認できます。オフライン状態でも、マップの上には避難所が表示され、タップすると詳細情報が表示されます。

Google マップ -  乗換案内 & グルメ

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筆記用具

離れた家族にメッセージを残す場合や、避難情報を忘れないために筆記用具もあると便利です。

ペンはよりインクが残りやすい油性ペンの方がいいでしょうね。

少額の現金

公衆電話や自動販売機など、現金がいるタイミングもあると思うので、小さいジップロックなどに入れて現金を少し持っておきましょう。

携帯保存食

形態保存食は代表的なモノで言うと「乾パン」とかですね。

確かに長期保存できていいのですが、食べたことある人はわかると思いますがめちゃくちゃ硬いんですよね。

硬いものは小さい子供や高齢者には厳しいんじゃないかということで、僕のおすすめはカロリーメイトの保存食。

おなじみの食べやすさで保存期間が3年と長い上、コンパクトなので1つポーチに入れておくとかもアリですね。

シンディー

僕のおすすめを選んでもいいですし、自分で探してみると結構知識が付きます!

防災セットの収納場所

防災セットを揃えても、押し入れの奥底に眠らせてたら緊急時に取り出す余裕がないですよね。

できるだけ出入り口付近で邪魔にならないところなら、靴箱が1番適しているかと思います。

「靴箱はそんなに大きくないし、もう入れるスペースがないよ!」と言う方には玄関にくっつけるタイプの防災セットもアリかも。

シンプルなデザインだけど、毎日目に入るので緊急時に忘れにくいのが良いですね。

シンディー

内容の充実より「忘れないこと」の方が重要かもしれませんね!

備蓄するもの

続いては避難はしないけど、家でライフラインが止まった時などの備蓄です。

揃えるものは大きく分けて以下の3種類です。

  • 食料品
  • 生活用品

それぞれ解説していきます。

飲料よりも大切な水は、調理や生活用も考えると1日3リットルが推奨されています。

1日1人3リットルを何日分か備蓄するとなると結構なスペースが必要そうですよね。

この3リットルの中で、飲料用は1日1リットルでいいとされているので、残りの生活分をどうするかは家族ごとに調整すればいいと思います。

「そんなに備蓄するスペースがない・・」と100点が取れないから備蓄ゼロにするよりも、許容範囲だけでも備蓄できた方が助かるはずです。

食料品

災害時にはライフライン復旧まで1週間程度はかかることが多いので、3日〜1週間分×人数分の備蓄が推奨されています。

いきなり1週間分は大変なので、まずは3日分(9日分×人数分)の食料品を備蓄しましょう。

お湯や温めの必要がない、そのまま食べられる物も入れておくと良いですね。

例えば、永谷園のあたためなくてもおいしいカレーはレビュー評価も高く、老若男女食べやすいのでオススメです。

1品ずつが面倒なら保存食セットで備えよう

考えながら1品1品揃えていくのは結構時間がかか流ので、面倒な場合は何日分かのセットを買ってしまえば手間が減ります。

何日分を備蓄するかで買うものが変わってきますが「災害時でも、災害時だからこそ気分の上がる食事がしたい」と思うならイザメシがおすすめ。

「災害の時こそしっかり食べる」をコンセプトにリゾットなどの美味しそうなメニューからスイーツまで入っています。

箱もおしゃれなので、保管もしやすいです。

「備蓄なんだから味や気分は二の次!まずはしっかり量が欲しい!」という方はアイリスオーヤマがおすすめ。

アルファ米はまずいとの声もありますが、保温袋に入れたり、家庭で消費する時はチャーハンにしてしまう等で美味しく食べられます。

1週間分のセットがあり、価格もさすがの安さです。

生活用品

生活用品はざっくり以下のようなものですね。

  • トイレットペーパー
  • ウェットティッシュ
  • 除菌スプレー
  • 乾電池
  • 紙orプラ食器
  • 救急セット
  • マスク
  • 生理用品
  • ビニール袋
  • カセットガスコンロ
  • ドライシャンプー

子供やペットがいる家庭など、それぞれ必要なものは違うと思いますがオーソドックスなものはこのあたりですね。

100均で揃えている方が多いと思いますが、スペースに余裕があるなら大容量が手に入るコストコで買ってそのままストックしておくのもアリじゃないかと思います。

備蓄の見直しはローリングストック法を活用

いざ災害の時に備蓄の期限が切れていては使えないので、定期的な見直しは必要ですよね。

でも有事のためとはいえ、頻繁に点検するのは正直面倒です。

そんな面倒はローリングストック法を活用すれば解決できます。

ローリングストック法とは?

普段から消費しながら買い足して、常に適切な備蓄をストックする方法

保存食なんて美味しくなさそうだし、食べたくないなあ。

シンディー

1回食べてみたからこそ分かることもあるよ!

たとえば「アルファ米は火があればチャーハンにした方が美味しい」とか「乾パンはミルクやコーヒーでふやかしながらだと食べやすい」とかは食べたことがないと分かりません。

消費しながら自分が満足できる物をストックしていけば、備蓄生活でも満足度が下がらず生活できるはずです。

ただでさえストレスを抱えている状態だと思うので、結構大事なことだと思います。

防災セットとは別に防災ポーチを用意しよう

ここまで家で災害を受けている前提で解説してきましたが、災害は出先で起こる可能性も充分にあります。

出先でも最低限対応するための、いつものカバンに入れておける「超・必要最低限の持ち出し品」を入れておきましょう。

それにはカバンに入れていてもストレスにならない、携帯しやすいコンパクトサイズであることが大事です。

防災ポーチの中身

防災ポーチの中身は上記で解説した防災セットをもっと厳選したものというイメージなので結構被ります。

防災ポーチの中身
  1. モバイルバッテリー
  2. 小型ライト
  3. ホイッスル
  4. 筆記用具
  5. 少額の現金
  6. 少量の食べ物
  7. 緊急連絡先
  8. マスク

モバイルバッテリーやライト、食料あたりはサイズが小さい物を選びましょう。

ただ、スマホの充電が切れたり割れてしまうと使えなくなるので注意ですね。

ライトに関してはモバイルバッテリーの容量を大きくして、スマホのライト機能を活用するのもアリです。

モバイルバッテリーは携帯性を考えて、小さいけど大容量なものといえばANKERが安心だと思います。

食料は無くてもいいかもしれませんが、お腹が空くとイライラ擦るので、カロリーメイトの保存食を保険として一つ入れておきます。

防災グッズは1年に1回は点検しよう

ポーチ含め、備蓄などの防災グッズは定期的な点検が必要でしたね。

食品はローリングストック法を活用すれば解決しますが、面倒な人もいるでしょう。

そんな人は「防災の日」である9月1日に点検すると日にちを決めてしまうのがオススメ。

食料の賞味期限はもちろんですが、電子機器のバッテリーにも注意しましょう。

全て充電式の乾電池タイプにして点検時に一斉充電しなおすのが分かりやすいですよ。

シンディー

家族で一緒に点検するとイベントみたいで楽しく取り組めそう!

まとめ:必要な物を揃えながらシンプルな生活を継続しよう!

防災セットについて解説してきました。

防災セットの中身は以下の通りでしたね。

防災セットの中身
  1. リュック
  2. 万能ナイフ
  3. モバイルバッテリー
  4. 携帯ラジオ
  5. てぬぐい
  6. 折りたたみ水タンク
  7. マスク
  8. ライト
  9. 帽子
  10. レインコート
  11. ホイッスル
  12. 携帯用トイレ
  13. 軍手
  14. ハザードマップ
  15. 筆記用具
  16. 少額の現金
  17. 携帯保存食

防災セットをさらに厳選した、常に持ち歩く防災ポーチの中身が以下の通り。

防災ポーチの中身
  1. モバイルバッテリー
  2. 小型ライト
  3. ホイッスル
  4. 筆記用具
  5. 少額の現金
  6. 少量の現金
  7. 少量の食べ物
  8. 緊急連絡先
  9. マスク

備蓄はローリングストック法を活用しながら常に期限を適正に保ち、1年に1回の点検日を決めてしまうのがオススメです!

ここまで防災セットについて解説していきましたが、正直自作で作るのがコストは安く済みますが、大変だし時間もかかります。

ゆっくり揃えている間に災害が起こる可能性もゼロではありません。

手っ取り早く備えてしまいたい方には防災のプロによる防災セットを買うのも1つの手だと思います。

これからも安心、快適に暮らせるようにまずは1歩だけでもいいので有事に備えておきましょう!

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