Ablecarryの現在の集大成とも言えるような汎用性の高いバックパック。
26Lの容量は多いかと予想したが、内側に拡がっていく作りのため使うとちょうどよく感じる。
荷物が少ない日も綺麗な形状を保ってくれるのが最高。
- フロントポケットが巨大でジム用の靴も入る
- 詰め込んでも使いやすさを損なわないポケット配置
- 旅行にも最適な機能性とセキュリティ性
- チャック付きボトルポケットで横にしても安心
- 最新だからこその気の利いたアップデート
- 価格がやや高い
- 少し重い
- Aフレーム構造が原因で自立しにくい
- PCコンパートメントの止水ジップが廃止(DWR加工はしてある)
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AblecarryのMaxEDCが発売されたけどどうなの?
大層な名前だけど普段使いはどう?
どうも、シンディーです!
Ablecarryのバックパックは全て所有しています。
EDCとは「EveryDayCarry」の略で「普段使い」みたいな意味です。
つまりMaxEDCは「最強の日常使いバックパック」という商品。
今までの1軍であるDailyPlusやMAXBackpackを超えたのか?
この記事を最後まで読んでいただければ分かります。
Ablecarry Max EDC|スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
容量 | 26L |
寸法 | 50cm x 30cm x 19cm |
重量 | 約1.55kg |
対応PCサイズ | 最大17インチまで |
ボトルポケット容量 | 最大1Lまで |
主要素材 | X-Pac VX21 + Cordura 1000D Nylon Earth GreenはX-Pac X42 + Cordura 1000D Nylon |
内側素材 | 420D Ripstop Nylon |
カラー | ・ブラック ・ブルー ・グリーン ・ブラウン |
価格 | 税込47,300円 |
素材はAblecarryおなじみのX-PACを使用。
ヨットの帆に使われる、表生地・ファイバー・裏生地を特殊な方法で張り合わせた耐久性と防水性に優れたマテリアルです。
完全防水とは謳えないようですが、僕はバイクで何度雨に濡れてもカバンの中身が浸水したことはありません。
X-PACの剥離について中の人に聞いてみた
X-PACは剥離が怖くて買えないんだよね…
高い買い物だから失敗したくないよね。
ここはもう中の人に聞いてみよう!ということでAblecarryさんに直接問い合わせました。
担当者様より頂いた全文
一般的に言われている「●年で剥離」という情報のインパクトが強く、日々多くのお客様からこの点に関するご不安やご質問をいただきます。
しかしながら、X-Pacの寿命は必ずしも特定の年数に限定されないというのが弊社の見解です。
X-Pac生地の剥離は簡単に起きるものではなく、劣化の速さは使用環境が大きな要因となってまいります。
弊社が扱う商品は登山用の大きなバックパックと異なり、通勤や旅行、おでかけなど
日常シーンで使用するのであれば過剰なダメージがかかることはほぼありません。
日本の気候でも長期にわたって問題なくお使いいただける耐久性を備えています。
現に、5年前に購入したお客様から一斉に剥離の報告をいただくということも起きておりません。
シンディーさまのおっしゃる通りで、長年使用すれば劣化するのはどの生地も同じことです。
関連して弊社の保証にX-pacの剥離は含まれないのかという質問もよくいただきますが、
上記の理由から、数年後に発生する剥離については「使用による劣化」と見なし
明確な理由がない限りは補償の適用外となる可能性が高いとお伝えしています。
めちゃくちゃ誠実にご返答いただきました。
たしかに「X-PACだから劣化する」わけではなく、GORE-TEXでも同じことですよね。
コーデュラナイロンの製品も持っていますが、使っているときの快適さやスタイリッシュさはX-PACのほうが上だと感じてます。
めちゃくちゃ主観です。
Ablecarry Max EDC|ディテール
MaxEDCはAblecarry最大容量のMaxBackpackをベースに作られています。
形も似てますが、実際に使ってみると似て非なるものだと分かります。
3つのメインコンパートメント
今までのAblecarryの製品は大きなコンパートメントは最大2つでした。
他社のバックパックでもほとんどが2つまでですよね。
ところがMaxEDCは、3つの大きなコンパートメントがあります。
フロントコンパートメント
一番表面のフロントコンパートメントには靴・ロードバイクのヘルメットなどが入ります。
買い物した食材を袋ごと入れたり、着替えた後の服を入れておくのも良さそう。
メインコンパートメント
ガバっと開くメインコンパートメント。
折れる部分まで荷物が入らないようになってるので沢山入ってても開けやすいようになってます。
表側にナイロンポケット・メッシュポケット、本体側にタブレットが入るサイズのストレッチポケットがあります。
- ナイロンポケット→エコバッグ・薬ポーチ
- メッシュポケット→ジムやスパで使う化粧水などのミニボトル
- ストレッチポケット→タブレット・持ち運ぶ資料
化粧品ポーチの小話
ちなみに入れているケースがAmazonで買ったこのポーチ。
補充もしやすくて出しやすいので気に入ってるけど、どことなくデザインがテ◯ガで解せない。
インスタで何に見える?ってストーリーあげたら超絶美人から「シンディー、元気ねえ」ってコメントが来た。
PCコンパートメント
PCコンパートメントはシンプルに1ポケット。
クッション性はしっかりあります。
ジップを開けると、幅のある充電器やトラックボール型のマウスも入るサイズのストレッチポケットがあります。
メインコンパートメント側に拡張していくことでかさばるものも入るようになりました。
こんなに上部まで荷物が入ることってあまりないので、スペース活用が上手すぎてビビりました。
ボトルポケット
ボトルポケットはジップ付きなので横に持っても落ちる心配がありません。
1リットルでも入るので、毎日1リットルの水を飲むよう心がけてる筆者には嬉しい仕様。
サイドポケット
サイドポケットは中にストレッチポケットが付いています。
キーフックも取り付けてあったので、鍵で他の所持品を傷つけない配慮でしょう。
これで革の財布等を一緒にいれても安心。
背面隠しポケット
背面にはおなじみの隠しポケット。
手のひらがスッポリ入るくらいの深さがあるので、パスポートやGPSとかを入れておくといいんじゃないでしょうか。
カードスロット(両側)
ショルダーストラップには左右どちらもカードスロットが付いてます。
交通系ICカードや社員証なんかを入れておくと便利ですね。
仕切りでショルダーハーネスを収納する場所も確保されてます。
引っ掛けフック
ハンドルに引っ掛けてると、ハンドルの形がどんどん悪くなっていったことありませんか?
それが起こらないように、かなり硬めの素材でフックが付いてます。
ウエストハーネス装着穴
ウエストハーネスを通す穴も搭載されている徹底ぶり。
オプションとかはないので、付けたい時は他社製のものを探す必要があります。
施錠できるYKK製ジップ
ジップは錠を通す穴が付いているので空港やホテルで預ける時なんかにつけておくと安心ですよね。
鍵は別途買う必要がありますが。
旅行や出張に役立つスーツケース用ベルト
お土産を入れて重たくなったバッグもスーツケースに取り付けたら楽ちんです。
スケボーを差して移動する猛者もいるとか、いないとか。
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Ablecarry MaxEDC|デメリット・メリット
価格は結構高いですが、それだけの価値はあると思います。
致命的なデメリットは本当になくて、改良された部分の方が目立ちました。
MaxBackpackと比較
MAXBackpackと見た目は一緒に見えるけど…
細かい変更ポイントを解説します!
まずはスペック比較表を作ってみました。
項目 | Max Backpack | Max EDC |
---|---|---|
容量 | 30L | 26L |
寸法 | 52cm x 32cm x 19cm | 50cm x 30cm x 19cm |
重量 | 約1.6kg | 約1.55kg |
対応PCサイズ | 最大16インチまで | 最大17インチまで |
主要素材 | X-Pac + Cordura 1000D Nylon | X-Pac VX21 + Cordura 1000D Nylon |
内側素材 | 420D Ripstop Nylon | 420D Ripstop Nylon |
フロント収納 | 小型ポケット | 最大8Lの拡張可能なコンパートメント |
メイン収納 | 最大30L | 最大25L (フロント使用時17L) |
価格 | 税込41,800円 | 税込47,300円 |
- PCコンパートメントの仕切り廃止
- サイドポケットの中に仕切りが追加
- ショルダーストラップにカードスロット追加
- 背面クッションが反る形になって背負い心地UP
- ガジェットポケットに拡張性が追加され容量UP
- PCコンパートメントのジップが止水から撥水加工に変更
- フロントコンパートメントが拡張性のある8Lの容量にUP
- PCコンパートメントのストレッチポケット→メインに移設
ちなみに価格が上がった理由は「拡張性アップのために生地を多く使ったから」だそうです。
DailyPlusとどっちがいい?
一番人気はDailyPlusでしょ?
比べたらどうなん?
比較表を作ってみたよ!
項目 | Max EDC | Max Backpack | Daily Plus |
---|---|---|---|
容量 | 26L | 30L | 21L |
寸法 | 50cm x 30cm x 19cm | 52cm x 32cm x 19cm | 49cm x 29cm x 19cm |
重量 | 約1.55kg | 約1.6kg | 約1.2kg |
対応PCサイズ | 最大17インチ | 最大16インチ | 最大16インチ |
主要素材 | X-Pac VX21 + Cordura 1000D Nylon | X-Pac VX21+ Cordura 1000D Nylon | X-Pac VX21+ Cordura 1000D Nylon |
フロント収納 | 最大8Lの拡張可能なコンパートメント | ストレッチポケット付き小型ポケット | ストレッチポケット付き小型ポケット |
メイン収納 | 最大25L (フロント使用時18L) | 最大30L | 最大25L |
価格 | 税込47,300円 | 税込41,800円 | 税込36,300円 |
DailyPlusとMaxEDCの寸法差と容量差について
DailyPlusとMaxEDCの寸法は1cmしか変わりませんが、容量が5Lも違います。
これはDailyPlusが上に向かって細くなる△型、MaxEDCがほぼ同じ▢の形だから。
なんか計算合わなくない?
最も大きい辺で寸法を測ってるんだよ!(Ablecarry中の人、談)
予算が許すならMaxEDCで失敗することはないはず。
とはいえオーバースペックは避けたいですよね。
筆者の意見ですが、以下に該当するならMaxEDCがオススメです。
- カメラを持ち歩く
- ジム・サウナに通う
- 定期的に1泊以上の出張がある
ジム&仕事グッズ入れてみた
実際荷物入れたらどんな感じになるの?
仕事帰りにジムに行くパターンで入れてみたよ!
ジム着やタオル、シューズとPC一式とその他諸々といった感じ。
実際に全部入れてみたら見た目は以下の通り。
中に拡がっていく仕様のおかげで綺麗な形を保ってます。
ついでに背負ってみました。よいしょ。
ぴったり背中にフィットしていい感じ。
上部を肩のラインに合わせることでAフレーム構造による無重力パワーがMaxになります。
無重力パワー?ww
やめて。
まとめ
AblecarryのMaxEDCについて解説していきました。
- 日常使いからアクティビティ、旅行まで完全カバーできる丁度いいやつ
- 拡張する仕組みで容量アップしたので高値となった
- 内側に膨らむ仕組みで26Lは結構ちょうどいい
- 使ってて劣化するのはX-PACだけじゃない
- Ablecarry製品の強みを集約したようなプロダクト
Ablecarryの製品は2週間お試しできて日本は送料無料という太っ腹サービスが付いてます。
この記事を最後まで読んだあなたならぶっ刺さるはずなので、ぜひお試しあれ。
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